こんにちは!「採用が楽しくなる」をモットーに展開するメディア採用クラブです!
まだまだ採用が難しい昨今、
建設業、製造業、物流業をはじめ、
多くの企業が人材確保に苦戦しています。
しかし、採用のお話を詳しく聞いてみると、
実は企業によって状況が大きく異なります。
ある企業は応募そのものが来ない。
またある企業は応募は来ているものの採用につながらない。
さらに別の企業は、面接までは進むのに入社まで至らない。
これらはすべて「採用できない」という結果は同じですが、
原因はまったく異なります。
にもかかわらず、多くの企業はひとまとめにして考えてしまいます。
今回は、「応募が来ない」と「採用できない」は別問題であるという
テーマについて考えてみたいと思います。
採用活動は3段階で考える
採用活動をシンプルに整理すると、次の3段階に分けることができます。
応募が集まる
↓
有効応募が集まる
↓
採用につながる
しかし実際には、この3つをまとめて「採用できない」と
考えている企業も少なくありません。
例えば、応募が来ていないのに面接改善を考えていたり、
逆に応募は十分にあるのに広告予算を増やそうとしていたりします。
まずは、どこで採用活動が止まっているのかを整理することが重要です。
応募が来ない場合は「集客」の課題
最初の段階は応募獲得です。
求人を掲載しているにもかかわらず応募がほとんど来ない場合、まず疑うべきなのは集客部分です。
例えば、
・求人が十分に表示されていない
・採用競合に埋もれている
・求人タイトルが弱い
・給与や条件が競合より見劣りする
などが考えられます。
どれだけ面接力を高めても、
応募がなければ採用にはつながりません。
まずは応募を集めることが必要です。
応募はあるが、有効応募が少ない
ここで見落とされがちなのが、
「応募数はあるが採用対象者が少ない」というケースです。
例えば、月20件の応募があるとします。
一見すると順調に見えるかもしれません。
しかし実際に確認してみると、
・勤務地が合わない
・希望給与が大きく違う
・必要資格を持っていない
・年齢層がターゲットと異なる
・職種経験が大きく違う
といった応募ばかり。
結果として、20件応募があっても面接対象は2~3件しかない。
こうした状態は決して珍しくありません。
企業側は「応募は来ている」と思っていますが、
実際には「有効応募が来ていない」状態なのです。
なぜ有効応募が少なくなるのか
原因として多いのはターゲット設計のズレです。
例えば、経験者を採用したいにもかかわらず、
求人内容が未経験歓迎のように見えている。
あるいは仕事内容の説明が不足しており、
求職者が仕事を誤解したまま応募している。
さらに、給与や休日などの条件が分かりにくく、
応募後にミスマッチが発覚するケースもあります。
この場合は応募数を増やすことではなく、
求人内容の改善やターゲット設定の見直しが必要になります。
有効応募はあるのに採用できない
さらに次の段階があります。
有効応募は来ている。面接も実施できている。
それでも採用できない…というケースです。
例えば、
・面接辞退
・面接後辞退
・内定辞退
・他社で決定
などが続いている状態。
この場合、問題は集客ではありません。
選考プロセスに課題がある可能性があります。
採用できない原因は選考にもある
近年の採用市場では、企業が求職者を選ぶだけではありません。
求職者も企業を選んでいます。
そのため、
選考スピードが遅い。
面接で会社の魅力を伝えられていない。
面接が見極め中心になっている。
…こうした状況では採用につながりにくくなります。
特に売り手市場では、良い人材ほど複数社から声がかかっています。
応募後の対応スピードや面接での印象が採用結果を左右することも
少なくありません。
採用できる会社は数字で管理している
採用がうまくいっている企業ほど、
採用活動を感覚ではなく数字で見ています。
例えば、
・求人閲覧数
・応募数
・有効応募数
・面接数
・内定数
・入社数
といった数字です。
「応募20件。有効応募2件」であれば、
課題は応募数ではなく有効応募率かもしれません。
「応募20件。有効応募10件。面接8件。採用0件」であれば、
選考プロセスに課題がある可能性があります。
数字で分解することで、本当に改善すべき場所が見えてくるのです。
まとめ
採用できない原因は一つではありません。
実際には、
・応募が来ない
・応募はあるが有効応募が少ない
・有効応募はあるが採用できない
という3つの段階に分けて考える必要があります。
結果だけを見るとすべて「採用できない」ですが、原因も対策もまったく異なります。
採用活動がうまくいかないと感じたときは、まず「どこで止まっているのか?」を整理してみてください。
採用活動を分解して考えることが、改善への第一歩になるかもしれません。

