こんにちは!「採用が楽しくなる」をモットーに展開するメディア採用クラブです!
近年、「採用ブランディング」という言葉を耳にする機会が増えました。
ですが、採用ブランディングとは一体何なのでしょうか?
採用サイトを作ること?
SNSを更新すること?
企業イメージを良くすること?
と、何となく理解している企業も少なくありません。
実は採用ブランディングの本質はそこではありません。
今回は、「中小企業だからこそできる採用ブランディング」について考えてみたいと思います。
採用ブランディングとは「良く見せる活動」ではない
採用ブランディングというと、
・おしゃれな採用サイト
・かっこいい採用動画
・洗練されたデザイン
をイメージする人も多いかもしれません。
しかし本質は違います。
採用ブランディングとは、「自社らしさを伝える活動」です。
求職者に、「この会社は自分に合いそうだ」と思ってもらうこと。
逆に言えば、「この会社は自分には合わない」と思う人がいても構いません。
誰からも好かれる会社を目指すのではなく、来てほしい人に選ばれる会社を目指すこと。
それが採用ブランディングの本質です。
採用ブランディングで意識すべき5ヶ条
では、「来てほしい人に選ばれる会社を目指す」ためには、
どんなことを発信していけばいいのでしょう。
発信すべき内容と、その伝え方について、
実は、大手にはできない、中小企業だからこそ意識すべき点が「5つ」あります。
それはいったいどんなものか…
ここからはその「採用ブランディング5ヶ条」をお伝えします!
5ヶ条の1 大手企業と同じ土俵で戦う必要はない
採用活動において、中小企業が大手企業と比較されることは少なくありません。
・給与
・福利厚生
・知名度
・休日数
多くの項目で大手企業が有利に見えるでしょう。
しかし、採用ブランディングとは「勝てる土俵を探す活動」でもあります。
大手企業と同じ戦い方をする必要はありません。
むしろ、同じ戦い方をすると勝負にならないこともあります。
中小企業には中小企業の魅力があります。そして、大手企業にはできない発信があります。
採用ブランディングとは、大手企業の真似をすることではなく、
自社らしい戦い方を見つけることなのです。
5ヶ条の2 デメリットはメリットになり得る
採用支援をしていると、
企業が弱みだと思っていることが、
求職者にとっては魅力になっているケースがあります。
例えば…
・会社が小さい
・社員数が少ない
・地方にある
・歴史が浅い
etc…
企業側は、「応募に不利になる」と思うかもしれません。
しかし求職者によっては、
・会社が小さい ▶社長との距離が近い、若いうちから裁量が持てる
・社員数が少ない ▶組織作りに参加できる
・地方にある ▶エリアに根差して働ける
・歴史が浅い ▶成長過程を経験できる
という魅力に映ることがあります。
つまり、デメリットそのものを消したり隠したりするのではなく、
別の角度から「価値」として伝えることも重要なのです。
採用ブランディングとは、強みを探す活動であると同時に、
弱みの見方を変える活動でもあります。
5ヶ条の3 ペルソナは「たった一人」まで絞り込む
採用ブランディングでよく出てくる言葉に、「ペルソナ」があります。
しかし、ここで失敗する企業も少なくありません。
例えば、「20代~30代の男性」では広すぎます。
本当に考えるべきなのは、もっと具体的な人物です。
例えば、、、
・28歳
・製造業勤務
・転職経験なし
・結婚を考えている
・今の会社では将来が見えない
・もっと裁量を持って働きたい
etc…
きちんと書くとキリがないのでここまでにしますが、
実際にはこれよりもっと解像度高くペルソナを具現化。
出身地や生い立ち、これまで経験した仕事内容の詳細…
この世に「たった一人しかいないだろう」というレベルまで落とし込みます。
なぜなら、誰にでも刺さるメッセージは、誰にも刺さらないからです。
採用ブランディングとは、たった一人に届ける覚悟を持つことでもあります。
その一人に刺さる言葉は、
結果的に同じ価値観を持つ多くの人にも届いていきます。
5ヶ条の4 会社の想い、社長の想いを語れ
中小企業の採用活動を見ていると、仕事内容の説明ばかりになっているケースがあります。
もちろん仕事内容は大切です。
しかし求職者は、仕事だけで会社を選んでいるわけではありません。
どこへ向かう会社なのか。
何を実現したいのか。
社長は何を目指しているのか。
こうした未来の話に共感して入社する人もいます。
特に中小企業は、社長の想いが会社そのものに
なっていることも少なくありません。
だからこそ、会社の野望を語るべきです。そして、社長の野望も語るべきです。
- 業界を変えたい
- 地域で一番必要とされる会社になりたい
- 100年続く会社をつくりたい
そんな話に心を動かされる求職者は確実に存在します。
給与や休日だけでは惹きつけられない人材を採用したいのであれば、
会社の未来を語ることも重要な採用活動なのです。
5ヶ条の5 会社のダメな部分も見せる
採用活動では、良い部分ばかり見せたくなるものです。
しかし最近の求職者は、良い話だけを信じません。
むしろ、会社の課題や改善途中の部分も知りたいと思っています。
例えば…
・教育制度はまだ整備途中
・人手不足で忙しい時期がある
・若手比率はまだ高くない
こうした事実を隠す必要はありません。
もちろん、そのままで良いわけではありません。
大切なのは、「改善しようとしていること」まで伝えることです。
例えば、
「教育制度はまだ整備途中ですが、
今年からマニュアル作成や研修制度の構築を進めています」
「若手社員はまだ少ないですが、
今後5年間で若手中心の組織づくりを目指しています」
「人手不足で忙しい時期もありますが、
業務改善や採用強化によって働きやすい環境づくりを進めています」
このように、課題だけを伝えるのではなく、
「課題にどう向き合っているのか」まで伝えることが重要です。
求職者は完璧な会社を探しているわけではありません。
むしろ、「課題はあるけれど前向きに改善している会社」に
魅力を感じる人も少なくありません。
完成された会社だけを探しているわけではなく、
「これから良くなっていく会社」「自分もその成長に関われる会社」に
魅力を感じる人もいるのです。
採用ブランディングとは差別化である
採用ブランディングとは、企業を大きく見せることではありません。
競合と違う価値を伝えることです。
そしてその価値は、大手企業の真似をしていても見つかりません。
自社の歴史。
社長の想い。
社員の価値観。
挑戦していること。
失敗してきたこと。
その中にこそ、本当の採用ブランディングの種があります。
採用市場には、同じような言葉があふれています。
だからこそ、自社にしか語れない話を発信することが重要なのです。
まとめ
採用ブランディングとは、企業を良く見せる活動ではありません。
自社らしさを整理し、必要な人材へ届ける活動です。
大手企業に勝てない部分は、見方を変えれば魅力になることもあります。
ペルソナはたった一人まで具体化する。
会社の想いを語る。
社長の想いを語る。
そしてダメな部分も隠さない。
その上で、改善に向けてどう行動しているのかまで伝える。
そうした積み重ねが、中小企業だからこそできる採用ブランディングに
つながるのではないでしょうか。
採用ブランディングとは、会社を飾ることではなく、会社の「らしさ」を伝えること。
そして実は、大手企業よりも中小企業の方が自由に挑戦できることも多いのです。
だからこそ、中小企業には中小企業の採用ブランディングがあるのではないでしょうか。
私たちはそんな「御社だけの採用ブランディング」の構築からお手伝いさせていただいています。
「自社はどうだろう?」そんなことを少しでも思ったら、是非一度お声がけください。

